ケータイ文化圏とネット文化圏

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061025k0000e040056000c.html
大学工学部:志望者10年で半減 来春大急ぎで組織改変へ
 日本の科学技術を支える大学工学部が、存亡の危機に立たされている。志望者がここ10年で半減し、下げ止まらないのだ。このため、東京電機大(東京都千代田区)や早稲田大(新宿区)といった「名門」をはじめ、各地の工学部が対応に乗り出した。その秘策は?

                                              • -

この記事を読んで思ったのが、ネットは現実世界の理系が占める人口比によって構成される世界観というものが通じないあるしゅ歪な空間だということ。をネットを普通にPCで色々やってると気づかなくなるなぁと。


理系が溢れたネットでの言論や見たもの捉えた感覚が普通になってしまって現実世界で持つ意味を肌感覚で感じなくなる。っていう一種の【現実感不感症】{造語}ってやつ?ね。


ネットでPCを使ってmixiとかはてなとかのウエッブサービスを利用する人っていうのは本当は特殊な層だという事にあんまりネットの人が気づいていないのは自分が自転車に乗れるから乗れることをあまり意識しないのと同じなんだろうなぁ。といつも『はてなホットエントリ』とかの記事やブログを読んでると思う。


自分がすむ現実世界では、PCでネットを利用するひとより圧倒的に携帯でネットを利用する人の方が圧倒的に多くてmixiでさえ利用するのが、『めんどくさい』『用事があれば電話かメールでええやん』で構成されていて


今流行のブログにしても「なんでやんないの?」ってきくと『別に書きたい事も訴えたいことも無い』という層だ。と思う。もちろん、自分のように派遣とかでなくフルタイムなツレもM$オフィスとかビジネス系のソフト使って仕事をしてるけどネットは携帯。


少なくとも自分の住む現実世界では、ある程度PCを使える自分ごときが【凄いPCの達人】になっていたりする。これ自体がネットをPCでやってる自分からしたら【ドリフのバカ兄弟コント】みたいで御笑いなんだけど。文系で溢れている一般社会なんてそんなもんだと思う。


特に自分を含め多くの人間がうごめく低所得階層で暮らしているとそんなもんだ。


深夜飲食店の店長やってたときに18や20歳の子をバイトで雇っていたが、その子達もみんなみんな携帯でガチャガチャとネットをしていてオレが自称学生に「オマエ、日本の外務大臣が誰か知っとる?」って聞くと『それ政治家やろ?』って答えるやつがまだ優秀な方だったぐらいで、


たぶんそいつは『Ajax』が実は枯れた技術で構成されている事を知らないはずだし、ピザを電子レンジで温めて注文を受けた客に出すとき、それプラガで・・って言っても。そこに笑いが生まれる確立は、つぶやきしろうが総理大臣になるぐらいのものだろう。


とにかく、何がいいたいかというと元・河上イチローの中の人でいつの間にかカリスマボルガー?とかに変身していた松永英明さんの【■ケータイ文化圏とネット文化圏の深い溝】
http://www.kotono8.com/2006/10/25mobile.html
に書いてあることを言いたかったのだ。


松永さんって、こういう事を分析させたら特殊能力気味に喉仏の小骨を取り去るがごとく切れた文章を書くね。